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サイナスリフト(上顎洞底拳上術)

上顎の奥歯の骨が極端に薄い方の骨造成法

上あごの骨の上には、鼻腔につながっている上顎洞(サイナス)という空洞(副鼻腔)があります。
歯周病にかかったり、歯を失って歯槽骨が刺激を受けなくなったり、逆に歯ぎしりや噛み締めなどで過度な負担がかかったりすると、歯槽骨が吸収されて薄くなり、上顎洞が拡大して行きます。
上顎洞が拡大して骨が薄くなってしまうと、そのままではインプラントを埋入することができないため、骨の増大手術の併用が必要となります。

骨の厚みが5mm以上ある場合は、インプラントを埋入するための穴を利用して行う侵襲の少ない骨造成・ソケットリフトが適用されますが、ソケットリフトでは骨を増やせる量に制限があります。4〜5mm未満で極端に薄くなっている場合はより多くの骨造成を必要としますので、サイナスリフトでの骨造成を行います。

ソケットリフトについて詳しく読む

サイナスリフト(上顎洞底拳上術)の流れ

歯肉の切開と歯槽骨の開窓

歯肉の切開と歯槽骨の開窓

頬側から歯肉と歯槽骨の一部を取り除き、歯槽骨と上顎洞底の間にある粘膜(シュナイダー膜)を押し上げて骨を増やすスペースを作ります。
シュナイダー膜を破らないように慎重に行う必要があり、施術する歯科医師に高い技術が求められます。

骨移植(骨造成材の埋入)

骨移植(骨造成材の埋入)

得られたスペースに骨造成材を入れ、インプラントを埋入します。

※先にサイナスリフトを行い、骨が十分増えてからインプラント埋入手術を行う場合もあります。
※使用する骨造成材は、自家骨や人工骨、カルシウムの粉、患者さんの血液由来のCGF等、様々なものが使用されます。

歯肉の縫合

歯肉の縫合 除去した骨を戻し、感染防止のために開窓部分をメンブレン(患者さんの血液由来のもの、または人工のメンブレン)で覆ってから歯肉を縫合します。
骨が造成されて安定するまでに、およそ4〜6ヵ月を要します。
インプラントの埋入を骨造成と同時に行わない場合は、骨が安定してから改めて埋入手術を行います。

画像提供歯科医院:吉祥寺セントラルクリニック


掲載日:2013年02月25日【文責:A.M.】
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