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エムドゲイン(組織再生誘導法)

「骨や歯根膜を作る」と言われている薬剤を使用

GTRは遮断膜によって骨再生のスペースを確保して自然治癒を促す治療法ですが、エムドゲインは歯周組織を作り出す作用があると言われている薬剤(エムドゲインゲル)を注入して骨再生を促します。
エムドゲインゲルは歯の萌出に作用するタンパク質を主成分としており、歯の発生時に似た状態を人工的に作り出すことで、歯を支えるあごの骨(歯槽骨)や歯の根を包む歯根膜を再生させます。

再生効果については個人差もありますが、数ミリ程度と言われています。
適用範囲が狭い、目に見えるほどの劇的な回復が期待できるわけではないことから、エムドゲインをすすめない歯科医院もあるようです。ただし、傷の回復が早いという効果が認められることから、組織再生の効果も期待できると考えられています。
メリット・デメリットについて詳しく説明を受けるようにしてください。

エムドゲイン(組織再生誘導法)のしくみ

エムドゲイン(組織再生誘導法)のしくみ

吸収された歯槽骨(図説※1)

歯周病菌による感染が歯槽骨まで至ると、免疫反応により吸収が起こり、骨が溶けてなくなってしまいます。
骨の再生よりも歯肉などの軟組織の再生の方が早いため、骨が失われた部分に歯肉が落ち込んで歯根と癒着し、歯茎が下がります。

エムドゲインでの組織再生(図説※2)

骨が不足している部分にエムドゲインジェルという薬剤を注入し、骨の再生を促します。
エムドゲインゲルが歯肉などの軟組織が落ち込んで骨の再生を阻害するのを防ぎ、主成分のタンパク質(エナメル蛋白)が歯周組織に働きかけて組織再生を促します。再生効果は適応症例で数ミリ程度と言われています。

エムドゲインゲルは時間が経つと吸収されるため、除去のための手術を行う必要がありません。

エムドゲインの安全性について

エムドゲインの主成分であるタンパク質は、生理学的にヒトと類似しているブタの歯胚細胞から抽出したものです。以前は非加熱製剤のエムドゲインを使用していたため、感染症等の危険性が指摘されていましたが、現在は加熱製剤のエムドゲインゲルが使用されており、安全面での改善がなされました。
2002年には厚生労働省の認可を受けており、使用されている約40か国において、現在のところエムドゲインゲルが原因とされるトラブルの報告はあがっていないことから、安全性に問題はないものとされています。

画像提供歯科医院:吉祥寺セントラルクリニック


掲載日:2013年02月13日【文責:A.M.】
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