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骨移植(ボーングラフト)

"足りない"部分に骨を足す

歯周病など何らかの理由で骨が失われ、骨が不足している部分に患者さん自身の骨(自家骨)や人工骨を移植して、骨再生を行うことを「骨移植(ボーングラフト)」と言います。
欠損の状態や増やす骨量等に応じて、自家骨のみ・人工骨のみ・自家骨と人工骨を混合したものを移植します。

骨を移植すること全般を指しますので、厳密に言うと、GBRやサイナスリフト、ソケットリフト等も骨移植の一種となります。

骨移植(ボーングラフト)のしくみ

骨移植(ボーングラフト)のしくみ

骨が吸収されて少なくなった部分に、自家骨や人工骨を移植します。
ブロック状の骨を移植する場合は、部位によっては移植骨と歯槽骨が同化するまでチタン製のネジで固定することもあります。(骨造成後、ネジは取り除きます)

骨造成までに、おおむね3ヵ月〜6ヵ月程度の期間を要します。

自家骨移植

患者さん自身の骨を移植することです。人工骨を移植するよりも再生率が高いと言われています。
移植する骨は、インプラント埋入のために削った骨や、オトガイまたは下顎枝部(親不知の奥)からドリルや超音波振動を用いる外科手術器で採取した骨を使用します。(口腔内から採取しますので、お顔に傷が残るようなことはありません。)
自家骨の場合は、ブロック状のまま、または細かく砕いた粉末状で使用します。大量に採取できるわけではありませんので、人工骨を混ぜて用いることもあります。

大量に移植骨を必要とする場合は、腰骨や腸骨から採取することがあるようですが、この場合は歯科医院ではなく、外科で骨採取の手術を受けることになります。

人工骨移植

人工骨(人工代用骨)には、ハイドロキシアパタイトやベータリン酸三カルシウムなど、歯の主成分であるリン酸カルシウム系のものを用いられることが多いようです。リン酸カルシウム系の人工骨は生体内で骨組織に置換しますが、自家骨と比べると再生率がやや劣ります。

また、牛の骨を原料とした骨移植材も「人工骨」として用いられることがあります。
牛骨由来の移植剤は2011年に厚生労働省の認可を受け、2012年から日本国内でも販売されるようになりました。高熱で焼却処理した加熱製剤で、安全性には問題がないとされています。

画像提供歯科医院:吉祥寺セントラルクリニック


掲載日:2013年02月25日【文責:A.M.】
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