こんだ歯科

私自身、「不安症」を患っています。
歯科、映画館、美容院、飛行機など、自分の意志ですぐに動くことができない場所や空間など、とても苦手で、胸が締め付けられるような発作がでることがあります。
「不安症」を患っているとなかなか歯科に通うことができず、悪化する方が多いです。
不安症状が少し改善してきたため、意を決してこちらで治療して頂きたいと思いました。
初診の際に「不安発作について」、「不安発作の薬について」など細かい部分まで先生が直に聞いて下さり、長い時間の治療をしないようにして下さっているようです。
一度「今日はしんどくなりそうなんです」と先にお伝えすると、その日の治療を変更して下さることもありました。また次の診察の際は「今日は体調はどうかな？」と優しく声をかけて下さいました。
「しんどくなったらどうしよう」と考えるとどんどん悪化するのが「不安症の特徴」ですが、いつでも「しんどい」と言えるようにして下さっているように感じていますので、不安発作が出たことはありません。
これからも我慢してしんどくなるのではなく、正直に状況をお話していきたいと考えています。
歯科助手の方々も約２０年も歯科に通えなかった私を温かく見守って下さり、先生、助手の方々に感謝しています。
家族も「不安症でも通えるようになって良かったね」と言っています。
これからも安心して通っていきたいと思います。